どうしたら、家族から敬意を受けることができますか?
ここまで読んできてあなたは、うちの家庭では敬意を互いに示すことはあまりない、"どうすれば敬意が得られるのだろうと"思うかもしれない。
また、自分は子供なのに、親から敬意をどうしたら引き出し、親として接してくれるようになるだろうか?
と考えるでしょう?
家庭だけではありません!学校でもそうです!
先生の中には学級崩壊で苦しみ、生徒たちから敬意を受けることをあきらめている先生がいます。
どうすれば、敬意あふれる、家庭や、教室を生み出せるでしょうか?
前項の記事にあったように、くどくど「人間は生まれながらに平等であり、尊厳を受けるに値する」と説教して、果たして敬意を受けるようになるだろうか?
そのような説教を聴いて、そのとおりに家族や生徒がしてくれるなら、このサイトを読んでいないだろう。
ではどうすればいいか?
きっとあなたはもうお分かりだ!そうだ、それしかない!つまり、
『敬意を受けたいなら、あなたが敬意を示す』
これ以外の方法はほとんど効果なしと思っていください。
子供に品位ある言葉を使ってほしいと思うなら、あなたが品位あることばで、子供に接するしかない。
親の言うことに耳を傾けてほしいなら、あなたが子供の話に耳を傾けるしかない。
夫が自分の話を聴いてくれず会話がないと思うなら、あなたがまず夫の話に敬意を持って耳を傾けるしかない。
妻がぐうたらで仕方ないと嘆くなら、あなたが家事を楽しく手伝って、妻に敬意を示すしかない。
そうだ、自分からまず敬意をしぶしぶではなく、喜んで示すことによって初めて、敬意を得られるようになるだろう。
このことは何度言っても言いすぎということはない。
『敬意を得たいなら、敬意を示せ』
この変化は、変なプライドを捨てて初めて、できるものだ。
しかし、この変化を始める勇気を持とう。
前項でも言ったように、周りの家族は、敬意を示されることに初めは戸惑いを感じるだろう。
それは、自分があなたにも"敬意を示し返さねばならない"という良心の声への抵抗なのだ。
良いほうへの変化も大きな抵抗力が働くのだ。
あなたが、家族を幸福にしたいのなら、変化への抵抗勢力を恐れてはならない。
練習ノート
敬意を示す。
家庭に家族が戻ってきた時に、敬意を示してみる。
その一つ。まず、子供や、配偶者のねぎらいの言葉をかけ、相手が話したいことに耳を傾ける。
「おかりなさい(ただいま)。お疲れ様でした。今日はどうでした?」
反応がなくても、しばらくは自分の話をしたい気持ちを抑える。
相手が十分「自分の話しを聞いてくれた」という実感が生まれ、「自分は大切にされている」という充実感が育つときに、敬意が生じるようになります。
ひとまず一週間、自分が話したいことは横においておいて、練習ノートを試してみる。
状況や返ってきた家族の反応を一週間、毎日ノートに記録する。


